『ジーン・ワルツ』 著:海堂 尊 新潮社
この本も、友達から借りたものです。
今回は、産婦人科医のお話です。
主人公は、栄華大学産婦人科医:曽根崎理恵。
顕微鏡下人工授精(顕微授精のこと。本の中では、「人工授精」と書かれることが多くて、混乱することがありました)のエキスパート。
彼女は、週に1度非常勤医として「マリアクリニック」で診察をしている。
「マリアクリニック」は、院長の三枝茉莉亜が末期の肺癌を患っている。
また、同じく産婦人科医の息子:久広が、ある妊婦さんの処置を誤ったとして逮捕拘置されている。
そんな「マリアクリニック」で理恵は、5人の妊婦を診ている。
1人目は、自然妊娠で第2子妊娠中の34歳の女性。
「マリアクリニック」での出産は2度目。
第1子は、出生直後は新生児仮死状態だったが、元気に育っている。
2人目は、キャリアウーマンの28歳の女性。
自然妊娠の第1子の妊娠だが予想外の出来事で、今後海外出張を控えており、悩んでいる。
3人目は、もうすぐ20歳の女性。
自然妊娠だが未婚で、男性は逃げてしまった。
堕胎を考えている。
4人目は、不妊治療歴5年の39歳の女性。
顕微授精で妊娠。
過去3度着床歴があるが、ことごとく2ヶ月以内に流産していて、今回がラストチャンスと思って見事着床した。
5人目は、顕微授精で双子を妊娠した55歳の女性。
この5人の妊婦の妊娠&出産は、果たしてうまくいくのか…。
また、理恵に「代理母出産に手を染めている」という疑惑がかかる。
本当に理恵は「代理母出産」をさせたのか…。
現代の産婦人科の問題がリアルに描かれているので、とても面白かったです。
医師不足、不妊治療、出産のリスク…。
出産シーンも緊迫感&感動もあり、思わず泣いてしまいました。
この本を読んで、ちょっと年齢的に焦りを感じました。
もっと不妊治療を頑張らないといけないんじゃないか…と。
と言いつつも、まだ動いてない私です。
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