読書感想38
今日、記事を書くにあたって、今までの読書感想のタイトルを見返したら、『読書日記』になっているときがありました。
いい加減な性格がここにも表れてしまいました…。
今後は、原点に戻って『読書感想』で統一していきます(たぶん)。
さて、本題。
『蒲公英草紙 常野物語』 著:恩田 陸 集英社文庫
この作品は、『光の帝国 常野物語』の続編です。
『光の帝国』は短編集でしたが、今回は長編です。
「蒲公英草紙」とは、主人公:峰子がつけていた日記です。
とある農村にある旧家槇村家。
村の人々は、槇村家の人々を慕っていた。
槇村家の末娘の聡子は、生まれつき体が弱く、学校にも行けなかった。
そこで、峰子が聡子のお話し相手として、お屋敷に通うことになる。
そんな槇村家に、“しまえる”能力を持った春田一家が訪れ、離れに住むことになる。
聡子は、峰子を介して外の世界と関わりあうようになる。
ある理由から槇村家に身を寄せていた仏師の永慶に、恋心を抱くようにもなる。
体も少しずつ良くなり、外出まで出来るようになった。
しかし、ある日、農作業に忙しい人々に変わり、ある家で聡子と峰子は子供たちの面倒を見ていました。
が、突然大雨が降り出し、裏山が崩れ、大きな石が家の中まで転がってきました。
このままでは危険だと判断し、聡子と峰子は子供たちを連れ、近くのお寺に避難することにしました。
しかし、子供たちを避難させたそのすぐ後に、聡子は鉄砲水に流されてしまいます。
そして、永慶が聡子の遺体を見付ける。
誰もが悲しい涙を流していると、春田家の幼い男の子:光比古が「聡子様に会いたいの?」と問いかける。
みんながきょとんとしていると、「僕、聡子様を“しまって”いるんだ」と。
そして、聡子の両親の手を取り、目を閉じて集中する…。
ほぼ内容を書いてしまいました。
設定は、20世紀初頭の古き良き日本の農村です。
この風景を説明する文章がとても分かりやすく、イメージしやすかったです。
常野の能力はあまり出てきませんが、最後に救ってくれました。
『常野物語』の第3弾もあり、手に入れたんですが、まだ読んでません。
この第3弾も、いつになるか分かりませんが、感想を書きますね。



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